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ドライヤーの使い方で髪の印象は変わる

お風呂上がりに何気なく使っているドライヤー。実は、その使い方ひとつで、髪の仕上がりや翌朝のまとまりは大きく変わってきます。同じ髪でも、乾かし方が雑だとパサついて見え、丁寧に乾かすとつやのあるまとまった髪に近づきます。
「時間がないから適当に乾かしている」「自然乾燥のほうが髪にやさしいと思っている」という方もいるかもしれません。けれど、正しい使い方を知っておくと、短い時間でもきれいに乾かせるようになり、髪の心地よさもぐっと変わってきます。
髪が濡れている状態は、実はとてもデリケートです。濡れた髪はこすれや摩擦の影響を受けやすいため、乾かし方によって仕上がりに差が出ます。だからこそ、正しい手順を知っておくことは、髪をきれいに保つうえで大きな助けになります。
この記事では、ドライヤーの正しい使い方と、髪を乾かす順番を、分かりやすく解説していきます。今日から取り入れられる基本を押さえて、毎日のヘアケアに役立てましょう。
まずは「乾かす前の準備」が大切
ドライヤーで乾かす前に、いくつか準備をしておくと、仕上がりがぐっと良くなります。この準備をするかしないかで、乾かす時間も仕上がりも変わってきます。
髪を早くきれいに乾かすには、実は乾かす前の下準備が半分を占めるといっても言い過ぎではありません。急いでいるときほど、この準備を丁寧にしておくと、結果的に短い時間で仕上がります。
タオルで水分をしっかり取る
お風呂から上がったら、まずはタオルで髪の水分をしっかり取りましょう。このとき、ゴシゴシこするのは避け、タオルで髪を包んで押さえるように水分を吸い取るのがポイントです。摩擦は髪の負担になるので、やさしく扱いましょう。水分をしっかり取っておくと、ドライヤーの時間が短くなり、髪への負担も減らせます。
洗い流さないトリートメントをなじませる
乾かす前に、洗い流さないタイプのトリートメントやヘアオイルをなじませておくと、乾燥やパサつきを防ぎやすくなります。毛先を中心に、髪全体になじませましょう。つけすぎるとべたついてしまうので、量は少なめから調整するのがおすすめです。
ブラッシングで絡まりをほどく
髪が絡まったまま乾かすと、うまく乾かせず、仕上がりも整いません。乾かす前に、目の粗いブラシやコームで絡まりを軽くほどいておきましょう。毛先から少しずつとかすと、髪に負担をかけずにほどけます。
髪を乾かす正しい順番

準備ができたら、いよいよ乾かしていきます。乾かす順番を意識すると、効率よく、きれいに仕上げられます。
ステップ1:根元・頭皮から乾かす
まずは根元、つまり頭皮に近い部分から乾かしていきます。髪は根元が乾きにくく、毛先は乾きやすいためです。先に毛先から乾かすと、根元が生乾きのまま毛先だけが乾きすぎてしまいます。指で髪をかき分けながら、根元に風を送るように乾かしましょう。
ステップ2:中間から毛先へ
根元がある程度乾いたら、髪の中間から毛先に向かって乾かしていきます。ドライヤーの風は、上から下へ、毛の流れに沿って当てると、表面が整ってつやが出やすくなります。毛先は乾きすぎに注意し、8割ほど乾いたら次に進みましょう。
ステップ3:冷風で仕上げる
全体が乾いたら、最後に冷風を当てて仕上げます。温風で乾かしたあとに冷風を当てると、髪が引き締まり、つやとまとまりが出やすくなります。この仕上げのひと手間で、仕上がりの印象が変わってきます。
ドライヤーを使うときのポイント
基本の順番に加えて、いくつかのポイントを押さえると、より髪をいたわりながら乾かせます。
髪から適度に離して使う
ドライヤーを髪に近づけすぎると、熱が集中して負担になりやすくなります。髪から15センチほど離して、風を当てるようにしましょう。一箇所に集中させず、ドライヤーを小刻みに動かしながら乾かすと、熱がこもりにくくなります。
8割乾いたら弱めに
全体の8割ほどが乾いたら、あとは弱い風で仕上げていきます。乾かしすぎは、髪の乾燥やパサつきの原因になります。「少し湿り気が残っているかな」というくらいで温風を止め、冷風に切り替えるのがちょうどよいタイミングです。
自然乾燥は避ける
髪を濡れたまま自然乾燥させると、髪が傷んだり、頭皮が心地よくない状態になったりすることがあります。面倒に感じても、お風呂上がりにはドライヤーで乾かす習慣をつけておくと安心です。濡れた髪はデリケートなので、早めに乾かしてあげましょう。
ドライヤーのお手入れも忘れずに
意外と見落としがちですが、ドライヤー自体のお手入れも大切です。吸い込み口にホコリがたまると、風の力が弱くなり、乾かすのに余計な時間がかかってしまいます。定期的に吸い込み口のホコリを取り除いておくと、風量が保たれ、効率よく乾かせます。長く快適に使うためにも、たまにチェックしておきましょう。
髪型に合わせた乾かし方も知っておこう
基本の乾かし方を覚えたら、髪型や悩みに合わせた乾かし方も取り入れてみましょう。乾かし方を少し変えるだけで、翌朝のスタイリングが楽になります。
ボリュームを出したいとき
根元をふんわりさせたいときは、髪を持ち上げて、根元に下から風を当てるように乾かします。分け目をいつもと逆にして乾かすと、根元が立ち上がりやすくなります。
まとまりを出したいとき
髪の広がりを抑えてまとまりを出したいときは、上から下へ、毛の流れに沿って風を当てます。手ぐしで軽く押さえながら乾かすと、表面が整ってまとまりやすくなります。
うねりや広がりが気になるとき
湿気などで髪がうねったり広がったりしやすい方は、乾かすときにしっかり根元から乾かし、毛の流れを整えることが大切です。生乾きのまま放置すると、うねりが出やすくなります。根元から毛先まで、流れに沿って丁寧に乾かすことで、まとまりのある状態に近づけます。乾かし終わったあとに冷風を当てて形を固定すると、より整いやすくなります。
乾かす習慣を無理なく続けるために
正しい乾かし方が分かっても、毎日続けるのが大変では意味がありません。忙しい日は、まず根元をしっかり乾かすことだけは意識し、あとは手早く仕上げるなど、力の入れどころを決めておくと続けやすくなります。完璧を目指すより、無理なく毎日続けられることのほうが、長い目で見れば髪にとって良い習慣になります。
まとめ
ドライヤーの正しい使い方は、乾かす前の準備から始まります。タオルで水分をしっかり取り、洗い流さないトリートメントをなじませ、絡まりをほどいておくことが大切です。乾かすときは、根元から中間・毛先へと順番に進め、最後に冷風で仕上げると、つやとまとまりが出やすくなります。
また、髪から適度に離す、乾かしすぎないといったポイントを意識すると、髪をいたわりながら乾かせます。毎日のことだからこそ、少し丁寧に乾かすだけで、髪の印象は変わってきます。まずは今日のお風呂上がりから、正しいドライヤーの使い方を取り入れてみてください。

